次もフジミのＢＭＷ Ｚ４ＧＴ３を作ります。 今回はオリンピックにちなんでスタジオ２７製のデカールを使って、チームブラジルの２０１５年のマシンにします。
まずは接着、パテ埋め、整形、スジボリ、穴拡大などの作業を行います。 ロールケージにはモデラーズのシートベルトセットのエッチングにあるアイボルトを接着しておきます。
ダクトのパテ埋めは相変わらず上部分のみ。 タミヤの白パテで埋めて４００番のペーパーをかけ整形し、白サフを吹いて１０００番のペーパーでさらに整えます。 またボンネットストラップやリアウイングステーを刺す穴も小さめなので拡大しておかないと、仕上げの時に入らなくエライ目に会います。
キットではリアサイドウインドウ部分はエアダクトになっていますが、後年のＺ４ＧT３では通常のウインドウになっているので、１ｍｍのマスキングテープをガイドに開口しました。 裏に透明プラバンなどを貼るつもりです。
パーティングラインを４００番のペーパーで消し、０．３ｍｍのＢＭＣタガネでスジ掘りを深くし、全体に１０００番のペーパーをかけ整形します。
相変わらず黒のバスタブパーツを白くするのが面倒です。 白サフ→ファンデーションホワイトを薄く吹き重ねて白くします。 ちなみに、ロールケージを差す穴も拡大しておき、ロールケージも６か所しっかり刺さるように形状を合わせます。 ロールケージが浮いていると、屋根にあたってボデイのおさまりが悪くなります。
ボデイは黄色にするので、中性洗剤で洗浄後白サフ→ファンデーションクリームで塗装しました。
黄色はタミヤのクロームイエローにしました。
ボディにクリアーを吹いて乾燥を待つ間、その他のパーツも塗装しておきます。
ダクト下のフィンの部分は黒なのでデカール貼る前に塗り分けます。 最後に筆塗りでも良かったけど。
リアバンパーに青デカールを貼るのですが、この穴の中は先に塗っておかないとね。 つか青の部分はデカールより塗り分けた方が良さそうな気がします。
このデカールを貼るのはかなりしんどいです。 これは塗装の方が良いね。 相当伸ばさないと合わないし、ちょっと固めで割れやすい。
何とか頑張ってますが、ここは裂けちゃいました。 マークセッターよりマークソフターを使った方が良いね。 ソフターだと強くて溶けちゃうデカールがあるので使ってなかったのだけど、このデカールには大丈夫そうだ。 しかしここはフィニッシャーズのブリリアントグリーンあたりでタッチアップできるかな？
このデカール特に青の部分は届かないところなどタッチアップするところが多すぎるぞ。 あ、ちなみに、RacingSportsCarsのＨＰで実車画像を確認したところ、０号車にはバンパーのLAVITANのデカールはありませんでした。 時すでに遅しです、もう０のデカール貼っちゃいました。
２台目のデカール貼ってます。 ２台目にしてここのグリーンの貼り方が分かった。 この段階でドアに合わせてカットし、角度を合わせ直せば綺麗に貼れます。
ようやく貼り終わりました。 クリアーコート後にタッチアップ地獄だな。
クリアーをたっぷり２回吹いて、マスキングしまくりの上タッチアップ塗装します。
青はフィニッシャーズのピュアブルー、緑はフィニッシャーズのブリリアントグリーンで、青はしっかり塗り重ね、緑は重ね過ぎるとデカールより濃くなる模様。
タッチアップ完了。
ダクト内の一部デカールが回らないところもマスキングしてタッチアップしてます。
さらにクリアーをたっぷり吹いて、１０００番→１５００番→２０００番とスポンジペーパーで中研ぎ入れて、スーパーグロスコートを吹いてバフレックスかけた後、タミヤのコンパウンドで粗め→細目→仕上げ目とかけました。
マスキングしまくって、窓枠はカーボンブラック、前後の網部分はライトガンメタルで塗装しました。
ようやくボディが完成しました。 黄色にデカール貼るだけと思ってましたが、結構大変だったな。
シートベルトを付けました。 実車写真からシュロスの黒を選択しました。 他に面倒な工作はなく、パーツ点数も少ないので、これさえできればシャーシは完成したようなものです。
ボディ側を組んでます。 開口した左側のクォーターガラスには、４３を作ってたときに余ったウインドウフィルムを切り出して裏側から貼ってます。
フロントのグリルはパーツを付ける前に黒く塗っておかないと、取り付けたあと外から見えてしまってカッコ悪くなります。 実車でも色の関係で見えてるものもあるんですが、そんなの関係なしに塗ってしまった方がカッコよく仕上がって良いですよ。
ということで、一気に完成しました。 立体になると思ったよりカッコいいカラーリングだな。
