またＡＭＧ ＧＴ３ですが、今回はＺｏｏｍＯｎのキットを使ってＥＶＯバージョンを作ります。 作るのは２０２０年のＬＥＯＮ号。 ＣＧＭのデカールとホイールだけ使ってレジンパーツは使いません。 また、比較のために２０１９年のＬＥＯＮもＣＧＭのデカールを使って作ります。
フロントバンパーは多少ゆがみがあり、あちこちドライヤーで温めて曲げてみました。 結構ドライヤーで簡単に柔らかくなるので暖め過ぎに注意です。 あとフォグランプのカバーがなく、付属のエッチングのガイドをもとに自分で掘れという指示です。
リアバンパーはバンパーにはまるボディ側の部分を結構あれこれ削らないとこのように付かないです。 あとこの時点でライトのパーツがちゃんと付くかチェックしておいた方が良いです。 私はたまたまぴったりはまりましたが。
ライトのパーツはコの字部分がクリアレジンの別パーツで付属しています。 ホビーデザインのキットはエッチング貼り付けで、ＬＢのキットは一体になってて塗分けの指示でしたね。
シャーシにはめてみました。 一応バンパー側にピンが出ているのですが、左側は位置が合わずにはまりません。 あと、フォグはエッチングのガイドを鉛筆でボディに書き写し、０．１５ｍｍのタガネで掘ってみました。 やりゃー出来るもんですよ。
バンパー側のピンを切り飛ばして新たな位置に真鍮線でピンを作ろうとしましたが、バンパーが思ったより薄く不可能なので、くぼみだけ作ってシャーシ側に真鍮線でピンを付けました。
リアはシャーシにはめるピンがありません。 ホビーデザインはディフューザーも別パーツで全部接着する仕様、ＬＢのはちゃんとシャーシにはめられるピンがあります。
バンパーのパーツ側に謎の突起があり、実車画像見たらそこからディフューザー側に支柱らしきものが伸びていたので、これを活用して真鍮線でディフューザーに刺さるようにしてみました。
リアのライトはバンパー側のダボをはめる部分が微妙にずれているので、ここを修正すればピッタリはまります。 フロントのライトは無修正でバッチリでした。
前後バンパーをタミヤのイージーサンディングでがっちり接着し、ボディとの段差部分を４００番のペーパーで整えて、タミヤのサフを吹きました。 ボディとの段差はタミヤのキットと同じようなレベルでしたよ。
フィニッシャーズのピュアブラックを吹きました。
フィニッシャーズのオートクリアーを吹いてからデカールを貼りました。 ２０１９モデルはタミヤのＬＥＯＮのキットを使いましたが、このキットのデカールは他と違って薄く余白も少なく非常に貼りやすかったです。
フィニッシャーズのオートクリアーでクリアーコートしました。 砂吹き３回、本吹き４回くらいかな。
密着が甘かったのか気泡が結構入ってしまい、気泡にデザインナイフで切り込みいれて筆でつぶしてみてはクリアを吹いてみるってことを重ねて修正してみました。
６００番のペーパーでデカールの段差を消し、１０００番→２０００番とスポンジペーパーをかけました。
結構目立つ部分のデカールを削ってしまいました。 クリアが薄かった模様です。
あまりに目立つので、マスキングして０．１５ｍｍのエアブラシでタッチアップ塗装してみました。 色合いが変わらないか心配しましたが、問題ありませんでした。
で、フィニッシャーズのスーパーフラットコートを吹いてつや消しにしました。 この塗料はしっとり仕上がるので、つや消し感を強く出そうと、塗装の最後に遠目からパラパラっと塗料のつぶを振りかけるようなイメージで吹いてみました。
車体は特に手を加えたところはなくタミヤの指示通りに組みましたが、ＬＥＯＮの塗装指示ってノーマルのと違うのね。 室内全部黒だしロールケージも黒だし、あとダンパーの塗分けもちょっと指示が違うね。
ボディも仕上げてますが、グリルのメッキ部分はインレットマークを貼り付ける仕様です。 でもノリが弱くてグリルの曲がりに耐えられず貼りついてくれません。 このため、一つずつ上下に瞬着を流して何とか貼り付けました。 中央のマークは別パーツでインレットもないので、黒下地にガイアのプレミアムミラークロームで塗装し、ＳＨＯＷＵＰのクローム専用１Ｋクリアーでコートしました。 あと前後の牽引フックはパーツが付属していないので、赤いリード線をよじってそれっぽく固定してみました。
リアのライトカバーはピッタリはめられたのですが、ライト本体のパーツ（メッキパーツ）が上手くはまらず、あれこれやっているうちにライトカバーにひびが入ってしまいました。 ライトカバーだけじゃなくライト本体もちゃんと仮組しないとだめですね。
クリアボンドで何とか固定しましたが、バンパー側のダボの形が合ってないですよね。
それでも何とか完成しました。 やっぱエボはカッコいいなぁ。
