ワンフェスで発売されたばかりのＨＡＴＡさんのＫＴＭを作ります。
キットにはタイヤごとレジンで複製されたホイールが付いているのですが、ホイールのみのパーツも同時に入手していたので、タミヤのタイヤを使います。
フレームとカウルは瞬着で接着し、合わせ目にポリパテを塗りこんでおきます。 カウルの下の方にフレームと接合する部分がありうっすら穴が開いていますが、位置が下過ぎるのでこれもポリパテで埋めておきます。 タンクの右側面にちょっと欠けがあるので、ここも忘れずにパテを盛ります。
また、合わせてパーツのバリ取りをします。 ２台分だと結構なパーツ数になり、ブレーキディスクのバリ取りとか結構泣けます。
仮組み始めてます。
リアタイヤはタミヤのビス（２０ｍｍ）で固定しますが、アームの受け側に最初からあいている穴がビスより広くて困ります。 ゼリー状の瞬着で穴を埋めて開け直しましたが、強度が心配です。
カウルは合わせ目を４００番のペーパーで整形し、パーツ全体にもペーパーをかけておきます。
リアサスのリンクとフレームの接合はビスで留めますが、留める部分は上側に付いているので、フレーム下のバーを先にフレームに接着してしまうとこれが組めなくなってしまいます。 なので、先にリアサス側に組んでからフレームにはめ、それからフレームとエンジンをビス止めすればがっちり固定できます。
カウルはめましたが、カウル後端とスイングアームが接触しますね。 なのでリアサスペンションを短くしてみます。 スプリングに２１１ＶやＭ１のものを使うと、ＴＺＭのより短いので丁度良いかと思います。 うちにはディテールアップパーツのものを使ったときの余りが大量にありました。 しかしこのキットは凄いね、接着もビスも使わずタンクとシートがパチンとフレームに付けられます。 しかもピッタリにね。 ＨＡＴAさんよく考えましたね。 リアフェンダーもピタッと位置が決まります。
フロント周りを組みましたが、ディスクとキャリパーの位置が、、これじゃブレーキ利きませんね。
ということで、ステーをカットしたのが右側です。 まだ詰めたいところですが、やり過ぎると接合する軸を通すところもなくなってしまうので、この辺でやめとくか。 あとフロントフェンダーのおさまりが悪いですね。 タイヤと干渉しているようなので、タイヤにペーパーかければ直るかな。
ステアリングダンパーは一体成型のものを３分割してロッドを金属線で作るようになっていますが、たまたまディテールアップパーツの余りのロッドがあったので、ちょっと短くして使います。 フォーククランプとダンパー本体は切り離さなくても良かったかも。
２台とも組みあがりました。
フレーム下方のステーとカウルをピン止め出来るようにしました。 もともと設定されている穴では位置がうまく合わないので、埋めて開け直しています。 フレームを固定するのにこのピンは結構大事ですね。 あとはフレーム横のステーですが、ＮＳＲ２５０のようにカウルとはちょっとずれてます。 さて、これどうするかな。
スタンドにはトップスタジオのＭ１用を使ってます。 Ｍ１用にしたのはアームに刺せるから。 このスタンドのパーツ、リア側だけ２個セットとかで売ってくれませんかね。 これだけのために２千円は高いよ。
スクリーンはマスキングテープで固定し、内側からペンでピン穴の位置をマーキングします。
マークに沿って穴をあけ、スクリーンをカットしてヒロのリベットで固定できるようにしました。
トップブリッジはタミヤのビス（１６ｍｍ）で固定できるようにしました。 ここも受け側の穴がビスより大きかったので、瞬着で埋めて開け直しています。
フレーム横のステーは、画像のように真鍮線を曲げて作ってみました。
タミヤの缶スプレーのオレンジを缶から出して吹き、タミヤのクリアーを２回吹きました。
カウルにタミヤのコンパウンドをかけて、ようやく、青山号だけですがデカールを貼り終えました。 フェンダーのカーボンデカール、かなりめんどうです。 シート下のカーボンデカールも忘れずに。
カリオ号もデカールを貼って、トップコートを吹きました。 高温多湿の中吹いたので、イマイチな仕上がりになってしまいました。
実写画像だと黒っぽくてよく分からないチャンバーですが、取りあえず普通にクリアーオレンジとクリアーブルーで、それぞれ左側のようにそれっぽく塗装してから、右側のようにスモークグレーで黒っぽくしてみました。 まぁそれになりに出来たかと。
組み立ててます。 細部の塗装は色がよく分からないのでかなり適当です。
完成しました。
