１９９９年のルマンで優勝したＢＭＷのＶ１２ＬＭＲを作ります。
キットはフランスのＰｒｏｆｉｌ２４製。 資料はフジヤで買ったオートモデリズムのみです。
まずはボディのバリを取りますが、前回のＢＢＲ製に比べると非常に柔らかいレジンなので、切り過ぎないか注意が必要です。
シャーシは付属のタップビス３本で取り付けるようになっていますがユルユルです。 これも４３用に買い込んである３ｍｍのビスに替えます。
タイヤに激しい段差があるので懸命にペーパーをかけてます。 で、一度外そうとホイールのディスク面を押したところあっさり粉々に。 写真は修復中のもので、瞬着でなんとか修復はできましたが、この黒いレジンの方は固くしてあるようですがその分粘りがないので、非常にもろいです。 確かにリアルだけど、もうちょっとスポーク太くしても良かったんじゃないかな？
金属のシャフトをこのブレーキのパーツに刺して、さらにこれをホイールに刺す構造になってます。 なぜシャフト貫通にしなかったのか、意味不明です。
しかもそのままだとやたらブレーキが奥になってしまいます。
試しに車体に組んでみますが、どう考えてもおかしいよね。
ちなみに、タイヤのペーパーがけは途中であきらめました。 フロントタイヤ後方のダクトとリアエンドから見える部分だけパーティングラインが残らないようにしました。
ブレーキから伸びている棒のテーパー状の部分をストレートにしてはまるようにしました。どう考えてもこれが正しいと思いますが、なぜあえてテーパー状になっていたのでしょうか？
ボディのバリを一通り取りました。 が、コクピットの開口部にある大きな段差が気になりますね。 あとスジボリが浅いかなぁ。
ということで、スジボリ堂のＢＭＣタガネ（０．３ｍｍ）を買ってきて掘り直してみました。 非常に簡単かつきれいに掘ることができましたが、初めてなのでどこまで掘ればいいのかよく分かりません。 サフ吹いた後に確認ですね。
ボディ後端のパーツですが、幅が全然足りません。 レジンが収縮してしまったんでしょうか？ というか何でこれだけ別パーツなんだろう？
真中からぶった切って１ｍｍのプラバンを２枚重ねて継ぎ足しました。（中に真鍮線通してあります） これで幅はほぼＯＫです。
瞬着を混ぜたポリパテを盛って整形していますが、何かイマイチです。
ボディとの間に隙間ができてしまうので、０．５ｍｍのプラバンをボディとの接合面に入れてみました。
ウイングステーとウイングを載せてみて、ステーの接着位置を確認します。
横からはこんな感じ。 これで瞬着で接着し、強度に不安があるので真鍮線を差して固定します。
まだボディとの面がうまく合わないので、ボディ側にマスキングテープを貼ってから接合し、ポリパテを盛りまくりました。
サッカー見ながらガシガシ整形し、ほぼピッタリ合うようになりました。 ピッタリ過ぎるか？
裏はこんな感じ。 結構パテ盛ってます。 ステーに真鍮線を２本入れてるのも画像で分かりますね。
ちなみに、ボディとの接合にも真鍮線２本入れてボディに刺せるようにしてあります。
